内覧会検査リポート 習志野市の「ZPHTK」マンション 1番手 前篇

2012年(一昨年)
12月26日
■ DFさんからメール 

□ はじめまして、DFと申します。
 突然のメールで大変失礼致します。

□ さて、私は来年の3月に新築マンションへの引越を予定している者なのですが、
 何分初めての経験でして、今度行われる内覧会に於いてどのような事前準備をし、
 また実際に現地でどう確認すればよいか悩んでおります。
 そんなときに、以前、村上様のご同行とお立会のもと内覧会検査に臨まれた知人
 から村上様の丁寧で的確なアドバイスを頂いたと聞き、メールをお送り差し上げ
 ている次第です。

□ つきましては不躾ではございますが、是非、私どものマンションの内覧会検査
 にご同行頂けないでしょうか?
 ご多忙な折に真に恐縮ではございますが、ご検討賜れれば幸甚でございます。
 もしご検討賜れる様でしたら、具体的な日時は以下の通りでございますので、当
 日のご都合と謝礼などの金額をご教示賜れればと存じます。
 よろしくお願い申し上げます。 

□ 物件名:「ZPHTK」(千葉県習志野市) 
  内覧会検査日時:2013年2月3日(日)9時~

2013年(昨年)

1月1日

■ DFさんから

□ 早速のご返信まことにありがとうございます。
 にも関わらずこちらからの返答が遅くなりまして大変申し訳なく、失礼を致しま
 したことをお詫び申し上げます。
 紹介者様との連絡に時間がかかってしまって今日のご返信になったのですが、紹
 介者様は2005年に同じく習志野市の「LST」マンションのGT様という方です。

□ 村上様のメルマガも拝見させて頂いておりますし、一生に一度の買物に際して
 納得が行くまで検査しようと強く考えておりますので、何とぞご支援賜れれば幸
 甚でございます。
 検査リポートのブログ掲載の件も承知いたしました。
 このたびは不躾なお願いで恐縮ですが、是非前向きにご検討頂ければと存じます。

1月9日

■ DFさんから

□ この度は内覧会検査につき応諾頂きまことにありがとうございました。
 遅くなりましたが検査依頼書を送付させて頂きます。
 真に恥ずかしながら契約書・パンフレット等にあたっても不明な箇所は不明とさ
 せて頂いております。

□ パンフレット等は現在取り寄せ中ですので、集まり次第郵送させて頂きます。

1月13日

■ DFさんから

□ 売主より最初の要望に関して回答がきましたので転送致します。
 何とぞご査収ください。
 別途当方より検査事前確認書の回答を先方に求めております。

1月13日

■ 私から

□ 最初の要望への売主回答内容について、買主・DF様ご自身はどのように受け
 止められたのでしょうか?

1月16日

■ DFさんから

□ 常時立会以外はこちらの要望を聞き入れたものでありますが、常時立会も都度
 対応を要請することにより、結果的には常時のような形になるのかと思っていま
 したが、思い違いでしょうか?

1月16日

■ 私から

□ > 常時立会以外はこちらの要望を聞き入れたものでありますが、常時立会も
  > 都度対応を要請することにより、結果的には常時のような形になるのかと
  > 思っていましたが、思い違いでしょうか?
   
  ⇒ 買主検査に立会います、という回答にはなっていませんが。

  ⇒ 住戸平面詳細図の提出も拒否していますが。

□ 検査に売主建築担当者が立ち会うこと
 (売主回答) 内覧会当日は工事期間中の建物所有者・管理者である施工会社の社
      員等がご案内し、ご契約者からいただくご質問・ご指摘について、ご
      説明できるよう対応させていただいております。
      弊社建築担当者は内覧会会場に控えており、ご質問等に都度ご対応さ
      せていただきますが、ほかのご契約者の方々も同時にご案内している
      都合上、常時のお立ち会いはできかねますので予めご了承ください。

  ⇒ 上記回答の内容は、買主に対応するのは施工者であると言っています。
   売主は質問には答えると言っているのであり、検査に立ち会うとは言ってい
   ません。
   施工者任せの体質を認めるわけにはいきませんでしょう。
   
  ⇒ 買主の検査を受ける当事者であるという認識が無いところが大きな問題だ
   と思います。

□ 事前確認事項への正式な回答内容を確認してから、反論や再要求をなさったほ
 うがよろしいかと思います。

1月17日

■ DFさんから

□ おっしゃることごもっともと感じます。
 確認書の内容を見たうえで、同じような回答であれば施工者任せにせず売主も立
 会うべきと要請致します。

1月17日

■ 私から

□ 内覧会検査用提供資料が届きました。

1月19日

■ DFさんから

□ 売主より事前確認事項の回答が届きました。
 内容は添付ファイルの通りです。何卒ご査収の上、ご高覧賜れればと思います。

□ こちらからの依頼については概ね応諾というところですが、特に以下二点につ
 き不満と、その他一点につき疑問が残りますので、再要請と質問をしようと考え
 ておりますが、何かアドバイスございますでしょうか?

 ・ 不満

 1. 売主の常時立ち会いがないこと
 2. ラジカセ・CDをこちらの準備としていること

 ・ 疑問

 1.住戸平面詳細図(施工図)の事前提出はなく、当日の閲覧のみというのは一
   般的な対応か?

1月20日

■ 私から

□ 事前確認事項への売主回答内容に以下コメント致します。

□ 住戸平面詳細図(施工図)の事前提出
 (売主回答) 弊社では施工図はご用意できません。

  ⇒ 何故できないのか、理由が書かれていません。

□ 建設住宅性能評価書写しの事前提出
 (売主回答) お引渡し時に原本をお渡しさせていただきます。

  ⇒ 交付され次第、遅くとも残金支払い前までに写しを提出させて、契約時に
   受け取っていらっしゃる設計住宅性能評価書の内容と相違ないかを確認なさ
   る必要があります。
   稀にレベルダウンしていることもありますので。

□ 検査に売主建築担当者が立ち会うこと
 (売主回答) 内覧会当日は工事期間中の建物所有者・管理者である施工会社の
      社員等がご案内し、ご契約者からいただくご質問・ご指摘について、
      ご説明できるよう対応させていただいております。
      弊社建築担当者は内覧会会場に控えており、ご質問等に都度ご対応さ
      させていただきますが、ほかのご契約者の方々も同時にご案内してい
      る都合上、常時のお立会いはできかねますので予めご了承下さい。

  ⇒ これは酷いですね。
   上記回答の内容は、買主に対応するのは施工者であると言っています。
   売主は質問には答えると言っているのであり、検査に立会うとは言っていま
   せん。
   ”工事期間中の建物所有者・管理者である施工会社社員が御案内”だなどと
   全くのすり替えで酷い誤魔化しです。
   この売主は内覧会というものの意義が全く判っていないのです。
   高額物件を買って頂いたお客様への引渡し前に、お客様から検査を受けると
   いう意識が無いのです。
   こんな施工者任せの体質を認めるわけにはいきませんでしょう。
   
  ⇒ 売主に契約当事者としての意識が無いところが諸悪の根源です。
   買主としては、このことを厳しく指摘なさる必要があるのではあるませんか。   

□ (回答) ラジカセ・CDはお客様で準備をお願いいたします。

  ⇒ 購入物件が防音的に問題なく、買主として安心して暮らせる状況であるか
   を証明するのは売主の責任でしょう。
   それを確認する為の用具を売った側が用意するのは当たり前のことでしょう。

□ > 施工図の事前提出はなく当日の閲覧のみというのは一般的な対応か?

 ⇒ 一般的か?とは、多くの売主がそのように対応しているか?という意味なの
  でしょうか?
  こういう質問はあまり意味ありませんでしょう。
  拒否体質の業界ですから、何事も提出拒否の売主が圧倒的に多いわけです。
  一般的なら仕方ないとするなら、殆ど売主の言いなりになってしまうわけです。
  それでよろしいのでしょうか?
  ご自身が必要だから要求なさったのですから、あくまでも要求し続けるという
  ことではありませんか。

1月22日

■ DFさんから

□ 早速のご回答ありがとうございました。

□ 村上様のご指摘を踏まえて、再度、売主側に要請したいと思います。

1月24日

■ DFさんから

□ 当初回答に対して、当方より対応について再検討を要請したところ、以下の回
 答がありました。
 3つの要請をしましたが、それぞれに前進のある回答を受けたと考えております。
 但し、設計図書の縦覧場所については、重要事項説明書には「ZPHTK販売事
 務所」となっており、これは既に元の事務所は別の物件で使用中で現在はこれが
 どこにあたるかが判然としません。
 この点につき販売事務所での縦覧は可能とあり、販売事務所の現住所を教示頂け
 ればそちらで縦覧させていただくことが可能か?という問いかけをしたいと考え
 ております。

1月24日

■ 私から

□ > 3つの要請をしましたが、それぞれに前進のある回答を受けたと考えてお
  > ります。

  ⇒ 前進したのはラジカセ・CDだけではないでしょうか。

□ 売主回答について、以下コメント致します。

□ > 住戸平面詳細図(施工図)の事前提出
  > 住戸平面詳細図は着工時における「設計図書」の一部であり

 ⇒ 誤魔化しです。すり替えています。
  買主は施工図の住戸平面詳細図の事前提出を求めているのであって、設計図な
  どを要求しているのではありません。
  売主の言っていることは、これまでの検査物件でも出てきた誤魔化しの定型文
  を使いまわしているものです。

□ > 設計図書の縦覧場所については重要事項説明書には
  > 「ZPHTK販売事務所」となっており、

  ⇒ こんなことは法律で義務付けられたことを書いてあるだけです。
   どこの売主も当然に行っていることです。
   購入希望者は契約前にモデルルームや販売事務所に於いて、常備されている
   設計図書の内容を確認するのは当たり前で、DF様も既に確認済みなのでは
   ありませんか?

□ DF様が要求なさっていらっしゃるのは、設計図などではなく、施工図の平面
 詳細図なのではありませんか。
 設計図と施工図の違いについては、私のブログのリポートでこれまで何度も説明
 していますので、お読みになってらっしゃればとっくにお判りのことと思います。

□ > 内覧前と内覧終了後に,売主建築担当者が確認会場にて同席することは可能
  > かと存じます。

  ⇒ ”同席する”とか、”かと” などという対応は誠実でないですね。
   契約当事者なのですから、買主検査前に売主としての検査結果その他の報告・
   説明を行うこと、そして買主検査の最終段階で住戸内にて立会い、買主の指
   摘を全て確認すること、その後、騒音実感確認に立会い、検査記録のまとめ
   と署名、次回手直し完了確認予定決定の最後まで関わるのは当たり前のこと
   です。

□ 回答者氏名が書かれていませんが、誰なのでしょうか?(所属・役職・氏名)

□ 昨年の2月~3月にかけて、この売主のマンション5件を検査しましたが、いず
 れも酷い売主対応で、中には2回も内覧会検査をボイコットされた買主もいらっ
 しゃいました。
 
 http://kensanno-mansion-advice.at.webry.info/201205/article_2.html
 のリポート中、工事が未完成だったり、指摘数が異常に多かったり、検査所要時
 間が10時間以上だったり、というのは殆どこの売主の物件です。

 「”引渡推進室”というのは、強引に引き渡すことだけを推進する部署だという
  ことがわかった」と仰った方や、売主本社宛に抗議した方もいらっしゃいまし
 た。
 
□ 無事、安心して引渡しを受けられるまでは、危機感を持ち続けられたほうが
 安全だと思います。

1月27日

■ DFさんから

□ これまで築40年に迫る賃貸マンションに8年住んでいますが、特に不自由はして
 いません。
 夏の集中豪雨のときには雨漏りしたり、風呂が狭かったりしますが、「住めば都」
 ということなのでしょうか、特段気にしていません。
 ただ子供も増えて手狭になったのと、資産形成の一環として新居の購入を考えま
 した。                                 

□ 駅近の再開発地域にこのマンションが建つことを知りました。
 正直に申し上げて立地と周辺環境優先で、マンション業者はMB地所関連だから
 大丈夫だろうということで決めました。
 そもそもTW不動産だということは少し気になりましたが・・・

□ 駅に近く、再開発地区のきれいな街並みと小学校・中学校の近接、商業施設の
 充実と船橋・幕張・高速道路へのアクセスの良さと予算内の物件だということが
 決め手でした。
 もともとは、同再開発地域の戸建てゾーンで2世帯住宅を前提にハウスメーカーと
 契約済でしたが、途中で路線変更となり、急転直下マンションに決まりました。
 海抜と免震構造も考慮しました。、                      
    
□ 当初は(階段で上り下り可能な)5階希望だったのですが、抽選で外れこの階
 に回りました。
 周辺建物の高さより低くなることはないので、眺望と日当たりが将来も確保可能
 と考えました。
 位置は角部屋で、全室に窓の確保が可能でしたので。
 またエレベータにそこそこ近いこと。
 若干騒々しくなりそうな商業施設と、今後工事に入る北側の新規物件とある程度
 距離が保てること。

□ 売りやすい3LDKで,リビングと和室のつながり方が現住居と似ており使用しや
 すいと考えたこと。
 玄関が共用廊下に直接面していないことと、ある程度収納が確保されていること。
 全部屋に窓があること。キッチンからバルコニーへ出入りできることなどを総合
 的に勘案しました。

□ これまでの物件検討数は2件です。
                          
□ 売主に対する不満としては以下の通りです。
 説明会、鍵の引き渡し等々、なんでもこちらからモデルルーム、本社(東京)に
 出向かせられるので、なぜ買主側がここまでしなければいけないのか? マンショ
 ン購入とはこんなものかと思わせられました。
 基本的にブランドとマンション立地を売りにしているのか、マンションの設備に
 ついての細かい説明、もしくはこの住戸で我々が上手に暮らすための具体的なア
 イデア提供、提案が無かったこと。
 (例えば、100cmぐらいの高さの収納がリビングについているのですが、これをど
 うやって活用すれば良いか?といった質問に「さぁ、どうしましょうか」といった
 生返事だった。悪い人ではないのですが)

□ 検査の結果、大きな問題があった場合の引渡し延期は可能です。
 今年の3月末まで現住居の契約を終えるつもりですが、確認会の日はまだその
 1か月前になっていないので、その状況を見て不動産会社に退去を申し出ますの
 で。             

□ 小生、少々気の弱いところがあり、あと、せっかちであることから売主に対して
 あまり強く言えないので、その点サポート頂ければと思います。

1月28日

■ 私から

□ 内覧会検査の結果、大きな問題があった場合、引渡しを受けることを延期する
 ことも可能とのことで、安心いたしました。
 しっかり検査して、指摘事項を徹底的に手直しさせ、納得のいく状況で引渡しを
 受けることが出来るかと思います。  

□ > 小生、少々気の弱いところがあることと、せっかちであることから売主に
  > 対してあまり強く言えないので,

  ⇒ それは困りましたね。強気で気長に交渉するというのが、良い住宅を手に
   入れる為の必須条件なのですが・・・・・・
   特に最強(凶?)の売主MB地所Rなんですから。
   人生最大の買物をなさるんですよ。
   いい機会ですから、これを機に性格を変えちゃってください。(笑)

1月28日

■ DFさんから

□ またいつも早速のコメントを賜り感謝致します。

□ 再度小生の認識の甘さに気付きました。
 ありがとうございます。
 売主には再再度要請をしたいと思います。

□ 小生も購入前の商談時からこれまでの対応を見ていて、売主都合優先、社員の
 全体的な知識不足感等を感じており若干不安になっていましたが、そうはいって
 も昔のTW不動産ではなくMB地所グループとして一定の信頼感は持っていたの
 ですが、認識を変える必要がありそうですね。

□ ご質問の「回答者の氏名は?」の件ですが、地所Rとのやり取りではいつも
 「引渡グループ」という形で回答が来ますが、送付している人は城東事業部引渡
 グループFTさんです。

□ 売主検査記録、検査済証を受領しましたので送付します。
 何とぞご査収ください。

□ 売主検査記録は2枚あるのですが、2枚目のほうにしか事業主の検査に〇がな
 く、指摘数の多い1枚目のほうは誰の検査なのか?という疑問がわきます。
 (〇の書き忘れだとは思いますが)

□ この売主が住戸平面詳細図を事前に提出してきたことはあるのでしょうか?
 (あろうがなかろうが要求し続けることは必要と考えていますが、これまでの実
 績を念頭にも入れておきたく)

1月28日

■ 私から

□ > MB地所グループとして一定の信頼感は持っていたのですが
 
 ⇒ それは旧財閥系だとかいうことでの信頼感なのではないでしょうか? 
  そのことと、買主に誠実であるかということとは全く関係ないと思います。

□ > 送付している人は城東事業部引渡グループFTさんです。 

 ⇒ 送付している人が誰であろうと、そんなことはどうでもいいことです。
  肝心なのは、責任を持って回答している人が誰なのかです。
  このことはよく理解なさる必要があると思います。

□ 売主完成検査記録を事前に提出してきたのは評価できます。
 ただ、指摘内容は殆ど表面的な項目ばかりで、まともな検査が行われたか疑問で
 す。
 記録としての問題点がいくつかありますが、それについては検査当日に売主に問
 い質してください。

□ > この売主が住戸平面詳細図を事前に提出してきたことはあるのでしょうか? 

  ⇒ あります。

□ 昨日検査した、M I 不動産Rも事前提出しました。
 DF様の2週間後に検査する物件の大手売主DKも既に事前提出して来ました。

1月28日

■ DFさんから

□ 当日の待ち合わせは最寄の〇〇駅改札に8時でお願いします。
 当日小児が同席することにつき問題ないでしょうか?
 上の子は預けられるのですが、下の子は預けることが難しいので。

1月28日

■ 私から

□ 待ち合わせ日時・場所・人数・目印・ケイタイ№等を了解いたしました。
 但し、買主要求の全てに売主が対応することが確約できることを前提と致します。

□ > 当日、小児が同席することにつき問題ないでしょうか? 

 ⇒ 勿論問題ありません。
  大規模マンションの内覧会の場合、託児コーナーがあったりもしますので、お
  問い合わせになられてはいかがでしょうか?

1月29日

■ DFさんから

□ 住戸平面詳細図(施工図の)事前提出と売主の立会が道半ばですが、確約の暁に
 はぜひよろしくお願いします。

1月30日

■ DFさんから

□ 平面詳細図その他について再再再要請しましたが平行線です。
 なにか良いアドバイスはございませんでしょうか?
 以下、売主からの回答です。

 ・・・・・・・・
 
 「住戸平面詳細図(施工図)」の事前提出について、DF様のご要望に応えること
 ができず申し訳ございません。
 1/25付送信の弊社からの回答に記載させていただきましたが、「住戸平面詳細図
 (施工図)」は施工会社のものであり、弊社にはございません。また、1/22付送信
 の弊社からの回答でお伝えさせていただきましたが、重要事項説明書に記載のと
 おり、弊社では売買物件の設計図書や施工図については原本・写しを問わずお渡
 ししておりません。

 内覧会当日も設計図書や施工図の原本・写しをお渡しすることはできませんが、
 閲覧いただけるように施工会社に手配しておりますので、繰り返しになりますが
 ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 売主建築担当者の立会いにつきましては、常時立ち会うことはできかねますが、
 DF様のご要望に応えられるよう努めさせていただきます。

1月30日

■ 私から

□ > 平行線です。なにか良いアドバイスはございませんでしょうか?

  ⇒ 平行線なら同じ相手とやりあっても意味ありませんでしょう。
   相手企業の責任ある立場の者に言うというのが、通常ではありませんか。


□ > 住戸平面詳細図(施工図)は施工会社のものであり、弊社にはございません。

  ⇒ 自社が販売する住戸を建築するための施工図を保持していないなど、全く
   考えられない。無責任ではないか。

  ⇒ それでも、”弊社にはございません”のならば、取り寄せればいいだけの
   こと。

□ > 重要事項説明書に記載のとおり、弊社では売買物件の設計図書や施工図に
  > ついては原本・写しを問わずお渡ししておりません。

  ⇒ 買主にとって必要な資料であるにも拘らず、何故、このような記載をした
   のか理由を説明せよ。

□ > 売主建築担当者の立会につきましては、常時立会うことはできかねますが、

  ⇒ 常時立会いなど要求してませんよ。
   売主とはどういう立場なのかをよく考え直してください。
 
□ > また先般は売主検査記録、検査済証のご送付真にありがとうございました。

  ⇒ こんなことは仰らないほうがよろしいと思います。
   当たり前のことなのですから、感謝などするようなことではありません。
   普通の感覚を持たない人たちですから、勘違いしてしまいます。

1月31日

■ DFさんから

□ おっしゃる通りメールでこのまま、同じ相手とやりあっても詮無いことと理解
 しましたので、明日電話にて交渉する所存です。
 また結果等ご報告申し上げます。

2月1日

■ DFさんから

□ 売主より「化学物質濃度調査報告書(写)」が届きましたので転送させていた
 だきます。
 特段問題は無いようです。

2月1日

■ 私から

□ 驚きました!
 なかなか出してこない売主が殆どなのですが、素直に出したこと、それ以上に、
 DF様宅ズバリの調査資料が出てきたのには本当にびっくりです。

□ この調査は全戸調査を行うことはなく、一般的には、ほんの数パーセントとい
 う低い抜き取り率でのサンプリング調査なのです。
 偶然にDF様宅が抜き取り対象の一つだったということはあまりにも考えにくい
 ので、恐らくあの厳しい買主が要望しているし、タイミング的にも問題ないから、
 あそこも含めようとなったのではないかと推測しています。
 正確なところは、検査当日、売主に確認なさってください。

  なお、その際に、抜取数 X戸/〇〇〇戸 と、どのような条件(階・方位等)で
 抜き取ったのかを聞いてみてください。

□ 結果も多くのマンション同様、厚労省指針値の一割以下に収まっていますので
 安心ですね。
 ただ、数値の低いことは、測定時期が一年で一番寒い時期ということによる結果
 でもあります。
 気温が高いほど放散率が増加するので、夏場ではもっと大きな数値になります。
 しかし、現実的には問題ない程のことです。

□ やはり買主が強い意志を示せば、拒否体質の売主も変るんだということを、今
 回のことで、これまで以上に実感することが出来ました。

2月2日

■ DFさんから

□ 化学物質濃度調査報告書の件、当然一つ一つの住戸につき調査するのだと思っ
 てました。
 これはすごいラッキーというか、やはり村上様がバックにいらっしゃることが
 効いているのではと思います。
 ありがとうございました。

□ 平面詳細図についてですが、本日、先方担当者に直接電話で依頼しました。
 先方も写しは交付できない姿勢は変わりませんが、すでに内覧会が始まっている
 こともあり、「足労をかけて申し訳ないが、マンションまで来て頂ければ事前に
 閲覧可能」との回答を得ました。
 ですので、明日早速マンションに出向いて閲覧してくることにしました。
 その際には写真を撮影して、村上様に送付したいと思います。
 直前になりかつ、結局閲覧、写真のみということになりそうですが、この件につ
 いては一旦このような形で決着したいと思います。
 (2/3にはカーテン業者、電化製品の業者が採寸に来ることになっているので、
 ボイコットは回避したいのです)

2月2日

■ 私から

□ > 平面詳細図についてですが、本日、先方担当者に直接電話で依頼しました。

 ⇒ 担当者とやりあっても平行線で進展がないというので、では責任者を相手
   にするしかない、ということになったのではありませんか?

□ > 明日早速マンションに出向いて閲覧してくることにしました。

 ⇒ 本物の住戸平面詳細図(施工図)かどうかをしっかり見極めるようになさって
  ください。
  設計図の平面詳細図にすり替えたり、肝心な部分を削除して誤魔化すなどとい
  うことがよくありますので、十分に注意なさってください。

□ > 2/3にはカーテン業者、電化製品の業者が採寸に来ることになっているので、
  > ボイコットは回避したいのです。

 ⇒ 買主検査を行うか否かの大事な判断をするのに、”業者が採寸に来るから”
   などというのは全く関係のないことです。
   そんなことを理由にすべきではないと思います。
   業者の為に内覧会に出席するのですか?
   売主の対応が買主として納得出来るようになったから、ということならば
   わかりますが。

□ 買主の意識こそが、今後、買主検査だけでなく入居後にもご自身に大きく影響
 してきます。
 大事なことですので、失礼を顧みずはっきり申し上げました。
   
2月2日

■ DFさんから

□ 責任者ということではありましたが、私の担当者がグループリーダということ
 だったのと、事前閲覧を申し出てきたのでそれでよしとしました。

□ さて、先ほど現地に行き、平面詳細図(施工図)を閲覧しました。
 先方は売主の引渡グループリーダーFTさんと品質管理第一グループHTさんの
 2名が出て、平面詳細図(本物。削除、ごまかしの形跡も無し)を前に説明を受
 けてきました。

□ 平面詳細図(施工図)を提出でない理由(完成版との相違、最終的には竣工図で
 確認できること等)はこれまでと同じですが、担当者から直接説明を受けられた
 ことと、明日の内覧会では平面詳細図をもとにしっかりと説明をするということ
 でしたので、良しとしたいと思います。

□ また、「明日、村上先生がいらっしゃるということで、万全の準備をしており
 ます」ということでもありましたので、十分買主検査を受けることについての姿
 勢があると思いました。

□ ですので、明日の買主検査は予定通り実行致したく、是非、村上様のお力添え
 も頂きたいと考えておりますので、これまでの一連のやりとりで小生の考えに甘
 い部分(業者のために内覧会をするのではないのご指摘。ごもっともでございま
 す)が露呈してはおりますが、何とぞご同行のほどよろしくお願い致します。

□ 尚、やはり化学物質検査は村上様がいらっしゃるということで。我々の住戸を
 抽出したとのことでした。ご参考まで。

2月2日

■ 私から

□ >「明日、村上先生がいらっしゃるということで、万全の準備をしております」

  ⇒ これは酷いですねえ。売主の認識がおかしいです。
   検査者は買主ご自身なのであり、私は御依頼主をサポートする立場です。
   こんな言い分、買主に対して失礼なことだと思います。

□ 明2月3日(日)の内覧会(購入者検査)について申し上げます。

□ 立会者 売主建築担当者の所属部署・役職・氏名・専門・経験等を明日の買主
 検査開始前に確認なさってください。

□ 売主検査記録について以下を明日の買主検査開始前に確認なさってください。

 ・ 検査者の所属・役職・氏名・専門・経験は?
   (建築検査員のHT氏及び設備検査員のKM氏とも)

 ・ 売主検査時点では、監理者検査の指摘手直しは完了していたのか?

 ・ 二回目の検査(1/22)で全ての手直し完了が確認されたのか?
   未済はなかったのか? 新たな追加指摘はなかったのか?

 ・ 指摘は殆どが表面的な項目ばかりだが、性能機能に関する検査を行ったのか?
   その内容は?

□ 売主報告完了後に、買主としてこれから検査するが、工事は完成していて手直
 しも完了していて、一切未済はなく、売主として完璧なのか?と問い質してくだ
 さい。

□ クォリティブック(構造・設備・性能・機能等に関する説明資料)は、ないので
 しょうか?
 MB地所Rの場合、「Cアイズ」という別冊資料が通常提出されている筈ですが。
 お持ちでしたら検査当日ご持参願います。

□ パンフレットには以下のことが説明されていないのです。
 どれも重要なことなのですが。

 ・ 界壁の構造・壁厚
 ・ 二重床防音性能
 ・ 断熱範囲・仕様・厚さ
 ・ アルミサッシュ 性能 
 ・ 間仕切壁防音仕様(寝室・水周り)
 ・ 設備配管材質・工法
 ・ 給気口仕様
 ・ サッシュ・扉等の安全対策

2月2日

■ DFさんから

□ では、明朝8時にお待ち申し上げております。

□ その他留意事項についても承知致しました。
 よろしくお願い致します。


(以降、後編に続きます)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

            NHK出版 生活人新書   

■□■  「良質なマンションを手に入れる」 村上 健 著  ■□■

           どうぞ、ご参考になさってください。


 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

  一級建築士 ・ マンション管理士
  村上 健
  HP      http://www5d.biglobe.ne.jp/~t-muraka/
  メルマガ   http://www.melma.com/backnumber_63026/
  ブログ    http://kensanno-mansion-advice.at.webry.info/

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